俗にいう疲れマラの状態が俺の中にもう一人の俺を出現させようとしていた。

セックスレスというストレスが俺の我慢の限界を超えようとしている。

最近仕事も忙しさを増していて俺の体の疲れはピークに達し、
同時に俺の性欲もピークに達してきていた。

「やりたい」
「セックスしたい」

下半身がそう訴える。
疲れているのにちんぽはギンギンと脈打つ。

しかし、

「疲れていて眠いっす」

仕事の疲労から、身体が動かない。

身体が疲れて動けないくらいくらいなのに下半身は元気。
そんな矛盾した現象が起こる。

俗にいう「疲れマラ」状態だ。

たぶん付き合い始めの頃の妻ならお口でしてくれたかも知れない。
いや、してくれたはずだ。

だが、セックスレスが続いている今、妻からそんな女神が手を差し伸べるような行為は考えられない。
釣った魚に餌を与えない妻は、もはやそんなことは決してやってくれない。

それに妻も非常に疲れている。
というのは、下の子が少し前に熱発していたからだ。
、もう熱は下がって落ち着いてきているが、熱発した子どもの世話で、ここ数日、精神的にも肉体的に無理をしているはずなのだ。

アダルトなDVD事件のほとぼりも冷め、妻の隣りで寝ることを許されるようになった。

俺は、先に横になっている妻の隣りのスペースに潜り込み、

「おやすみ」

寝息を立てて背中を向けて深い眠りに落ちている妻の頬に軽くキスをする。

妻がそんな状態だからたとえレスでなかったとしても今夜はセックスなんて望める状況ではない。
仰向けになって天井を見つめながら静がに目を閉じた。
硬くなったちんぽが布団を押し上げるように、ドクンドクンと脈打ち続けている。

寝ようと考えれば考えるほど、ちんぽに血液が集中して、
疲れマラ状態で反り返った俺のモノは今にも弾きれんばかりに硬く膨れ上がる。

横をみると、静かに寝息をたてる妻の姿。

こんなとき、
ついつい昔の自分が顔を出す。

欲求のまま女を求めていた自分が、
女を性欲の対象としてしか見ていなかった女性不信の頃の自分が。

きっと、それほど俺の性欲は高まっていた。

「いかんいかん」

俺は何を考えているんだ。

頭の中で二次方程式を羊の変わりに暗唱しながら、俺は自分を眠りの中へと誘っていった。

早くセックスレス解消しないと他の女に走ってしまいそうだ。

負けるな俺。お前は一穴主義だろ。

 

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