セックスレス解消か?今夜に期待しすぎて仕事に身が入らなくなる。

この度ようやくセックスレス解消の兆しが見え始めた。

「待て」

と言われ続けた忠犬ハチ公に、

ようやく、

「よし」

そんな号令が下されたみたいな感じだよ。
俺はパブロフの犬のように、条件反射でだらだらと涎を垂らしている状況だったに違いない。

2年近く妻の肌の恋しさに耐え続けた自分を自分で褒めてやりたい。
そんな心境だ。

今日の朝方のことだけど、なんか急にムラムラとしてきた。

隣で寝ている妻の身体に手を伸ばし、やわらかい胸元に手を這わせる俺。
久しぶりに触れる妻の肌。

その温もりを指先が、手の平が、感じ取る。

今までのように嫌がる気配も拒む仕草もなく、妻の口からは小さく吐息がこぼれた。

「あっ、んん、ん、あ」

久しぶりに感じた妻の女としての反応。
その小さな吐息に興奮を覚える俺。

妻は俺に背中を向けながらも、俺の方に身体を寄せ付けて俺の下半身にお尻を擦り付けてきた。

妻のお尻の肉厚を感じ、俺の下半身は一気に硬さを増す。

 

と、

その瞬間、

ぴぴっぴぴっぴぴっぴぴぴ

 

目覚まし時計の音が部屋に鳴り響く。

今までのように妻から拒まれることはなかったが、

憎らしいかな、

目覚ましの電子音に、
俺はその先に進むことを拒まれた。

残念だが仕事に行く身支度をしないと。

下半身ともども元気に起床した俺は、今夜の再度のチャレンジを決心し、
後ろ髪を引かれる思いでベッドから起きた。

妻からの拒否はない。

これで長かったセックスレスが解消できる。
そう思うと何か嬉しくて、俺はにやにやしながら家をでて会社へと車を走らせた。

今日は仕事に身が入りそうにない。

 

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