週末の昨晩、いつものようにちょっとだけ、
いや、けっこう期待していたのに。
早く帰るためにと仕事を家に持ち返ってしまい、やり終えたときは既に深夜の2時前。
先に布団に入っていた妻の横に潜り込んだら、
「遅くまでお疲れさまね」
先に寝ていると思った妻が起きていた。
目を覚ましただけかもしれないけれど、俺を待っていたくれたと勘違いした俺は、
さわさわと、妻の胸に手を伸ばす俺、
「もう、遅いから駄目!さわらないで」
胸を触られることに拒否はなかったけれど、
それ以上先に進もうとすると妻からストップがかかった。
仕方がないな。
家に帰ってまで、遅くまで仕事している俺に、妻も少々ご立腹のようだし。
こんな時間だし。
それに、俺も今日は少し疲れた。
仰向けに向きを変え、天井を見ながら静かに目を閉じる俺。
「おやすみのキスは?」
拗ねたような声で、妻がキスを催促してくる。
おあずけを喰らった俺は、
妻よりも拗ねていたのかも知れない。
「はいはい、おやすみ」
ちょっと事務的ではあったが、
妻に軽くキスをして俺は夢の中に入っていった。
せっかく起きていてくれた(目覚めただけだったけど)妻に、
大人げない態度だったかな。
少し反省。
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