拗ねた俺のおやすみのキスはちょっとだけ事務的な感じだった。

5月 9, 2020

週末の昨晩、いつものようにちょっとだけ、

いや、けっこう期待していたのに。

早く帰るためにと仕事を家に持ち返ってしまい、やり終えたときは既に深夜の2時前。

先に布団に入っていた妻の横に潜り込んだら、

「遅くまでお疲れさまね」

先に寝ていると思った妻が起きていた。

目を覚ましただけかもしれないけれど、俺を待っていたくれたと勘違いした俺は、
さわさわと、妻の胸に手を伸ばす俺、

「もう、遅いから駄目!さわらないで」

胸を触られることに拒否はなかったけれど、
それ以上先に進もうとすると妻からストップがかかった。

仕方がないな。
家に帰ってまで、遅くまで仕事している俺に、妻も少々ご立腹のようだし。

こんな時間だし。

それに、俺も今日は少し疲れた。
仰向けに向きを変え、天井を見ながら静かに目を閉じる俺。

「おやすみのキスは?」

拗ねたような声で、妻がキスを催促してくる。

おあずけを喰らった俺は、
妻よりも拗ねていたのかも知れない。

「はいはい、おやすみ」

ちょっと事務的ではあったが、
妻に軽くキスをして俺は夢の中に入っていった。

せっかく起きていてくれた(目覚めただけだったけど)妻に、
大人げない態度だったかな。

少し反省。

 

Solitude

Posted by nihi