まさか夢じゃなかったのか!?せっかくのチャンスを逃してしまった情けない俺。

仕事の疲れがたたって昨晩の俺は役立たずだったらしい。

妻は既に寝室で横になっていた。
風呂から上がりビールを飲みながら妻が起きてこないのかと待っていたが、
一向に起きてくる気配はない。

仕方なく俺も寝室へ入り、寝ている妻の横に潜り込み目を閉じた。

夢を見た。

妻が俺に唇を重ねてくる。
舌を俺の口の中へ差込み、静かに絡ませる。

「ん、んん、ん」

甘い吐息を漏らしながら俺の首筋、頬、瞼へキスを繰り返しながら、
また唇を重ね舌を絡ませてくる。

もしかして妻からのセックスレス解禁のテープカットなのか。

嬉しい妻の行動だったが、疲れている俺は金縛りにあったように体を動かすことが出来ないのだ。
腕も、指も動かない。
そして、そのままどんどん深い眠りの中に落ちていった。

 

翌日、まさかとは思いながら、妻に尋ねてみた。

「昨晩、俺にキスしてきた?」

妻は笑いながら、

「どうして?」

と答える。

俺は、

「きっと欲求不満なんだな」

と、前置きをして昨日見た夢の話しを妻にしてみた。

「ああ、覚えているのはそれだけなの?」
「やっぱり覚えてないのね」

と妻が上目遣いに俺を見る。

「そのあと、あなたのアソコにもキスしたし」
「ちゃんと咥えて気持ち良くしてあげたのに、全然反応ないんだもん」

マジか?
マジなのか?
もし本当だとしたら、2年ぶりのセックスレスの終焉だったのに。

そんなチャンスを俺は逃してしまっていたのか。

そんな嬉しいことされていたのに、全く気付かなかったことに愕然として、
俺は妻に聞き返した。

「本当にしたのか?」

「したした、たっぷり舐めて差し上げたのに」
「昨日は役立たずだったよ」
「よほど、疲れていたんだね」

にやにやしながら意地悪そうに答える妻。

「嘘だろ?」

「本当よ」

暫くその問答を繰り返す俺と妻。

「じゃあ、今晩またやってくれよ」

と頼み込んでみる俺。

「いやよ」

と速攻でお断りする妻。

 

本当はどっちなのだろうか?
今夜も妻は腕枕だけを要求し、俺の腕にしがみつくように気持ちよさそうに寝息を立てていた。

「事実ならもったいないことをしてしまった…」

役立たずと言われた俺の股間よ今度は頑張れよ。
そう励ましの言葉をかけ、深い眠りに落ちていく俺だった。

 

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