男のロマンって悲し過ぎる。

今夜も妻は先に寝てしまった。

昼間の家事や育児で疲れてしまっているんだろうから仕方ない。
仕方ないけれど、
解消されたはずなのに、いつも中途半端。

焦らすだけ焦らされて、終わり。

この状況はセックスレスとほとんど変わらない。
というか、ある意味、セックスレスよりもっと辛いかも。

セックスレスでもないのに妻を抱けない状況より、セックスレスで抱けない状況の方がまだましだ。
それなら諦めもつくし妥協もできるし、限界まで我慢できる。
でもセックスレスじゃないのにセックスができない今の現状は、これは余りにも辛い。

ついつい期待してしまうだけに、
期待を裏切られた時のショックが、セックスレスのときよりも大きい。
まあ、妻も悪気があるわけではないはずだ。
現に俺が迫っても、セックスレス期間のときのように拒むこともはしないし、自分の方からお誘いを掛けようともしてきてくれている。

あとはタイミングの問題なのだ。

2年余り続いたセックスレス。
妻の肌に触れない夫婦生活を耐え忍んできた。

それは、間違いなく解消されているのだ。

しかし、解消されたけど、未だに続いているセックスレスに近いこの状態。
よくもまあ、こんな状況を俺は我慢しているもんだよね。
性欲の塊のような俺が、2年余りも節制を続けているなんてさ。

「自分で自分を誉めてやろう」

なーんて。

男のロマンの悲しさ。

「一穴主義を貫く」

一穴主義
いっけつしゅぎ【一穴主義】 (1)一生涯において一人の女性だけとしか性的肉体関係を持たないと言う特定理念。またその主義を実践する男性の総称。 (2)性的肉体的関係性だけではなく、精神的な関係性においても(1)の主義を実践すること。またそ...

こんなことを守り通している俺は、
もしかしたらただのお馬鹿なんじゃないのだろうか?

世の旦那さん方はこんな場合どうしているのか。

俺のようにじっと我慢してるのだろうか?
それとも、
風俗に行くとか、浮気してしまうとか、
外に欲求のはけ口を見つけているのだろうか?

そんなことを思いながらも、最近は愛する一つの穴に執着するのも、

「男のロマン」

なのかも知れない。

そんなことを考えたりもする。
そう考えなきゃこんな状況は耐えていられない。

それに、2年余りのセックスレスを耐え忍んできたのに、今更我慢ができないなんてちゃんちゃら可笑しな話しだ。

まあいい、

隣りで穏やかな表情で寝息を立てている妻。
まだまだ、育児の真っただ中の彼女は、俺とのセックスの時間よりも睡眠の時間の方が大切な時間なんだ。
疲れ切っている妻に更にハードな俺とのセックスという業務をさせるのも忍びない。

妻の寝顔を眺めながら悶々とした夜を過ごすのにもだいぶ慣れてきている。
妻だけの一穴を求める、一穴主義。
それは男のロマンと言っても過言ではない。

たまった欲求は一人で抜けばいいだけさ。
そうさ、性的欲求不満の解消は一人でもできるもの。

ちょっと悲しいけどさ。
かなり悲しいけどさ。
凄く悲しいけどさ。
めっちゃ悲し過ぎるけどさ。

男のロマンって悲し過ぎることなんだね。

 

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