二人が出会った記念日にようやくセックスレスが解消された。

昨夜、いつもより子どもを早く床に就かせようとする妻。
上の子どもらに、
「早くベッドに入りなさい」
と、就寝を促す。
いつもなら1時間くらいかけて遊ばせながら寝かせる下の子もさっさと寝かせてしまった。

時間はまだ10時過ぎ。
俺はリビングで本を読んでいたが、いつもと違う妻の行動をちょっと不思議に思った。

「じゃあ、わたしお風呂入ってくるね」

と、妻。

「はいはい、どーぞ」

本に視線を向けたまま上の空で俺は答える。

妻の風呂上がりを読書しながら待っていた俺だったが、少し寒くなってきたので2階に上がりベッドに横になり本の続きを読むことにした。

暫くして、本の活字がぼやけだした。
俺を睡魔が襲ってきたのだ。
ウトウトと首を揺らせているところにお風呂から上がった妻が戻ってきた。

妻は、自分のベッドに入り、

「ね、起きてる?」

と俺に尋ねてきた。

「そろそろ夢の入り口」

ボーッとしながら答える俺。
その俺に、両手を広げて、

「まだ、その入り口のドア開けないでよ」

とハグを求める妻。

俺は眠気の入った頭を振り、妻のベッドへ移動し、妻の隣で横になり腕枕を回す。

「ふふふ」

妻は、ニッコリと笑ったかと思うと急に俺を覗き込むような眼をして、

「ね、エッチしたい?」

と俺に聞いてきた。

「その気もないのに、期待させんなよ」
「俺に抱かれたいって思わないんだろ」
「レス宣言」喰らって我慢に我慢を重ねて、ようやく悟りの境地に達した俺の気持ちを揺さぶるなよ。

って、そんな気分だ。

「あなたに抱かれたくないなんて思うはずないよ」

妻は俺の耳元で囁いた。

「ええ!?」

ま、まさか。

これは正夢か。

 

俺はもをパチクリさせた。

「意味がわかんねーよ」

「わかんなくてもいいの、わたしを抱いて下さい」

唇を重ねる俺と妻。
絡み合った舌先から俺の下半身、おちんへとドギツイ電流が流れる。
充電されエネルギーがしっかり貯蔵されていた俺のおちんはいきり立った。
舌を絡ませながらパジャマの中へ手を差し入れる。

久しぶりにふれる妻の乳房、その柔らかな感触を手の平で堪能する。

「はぁ…、ああ…」

久しぶりに聞く妻の甘い吐息に弾きれんばかりに腫れ上がるおちん。
下着の中に手を差し込むとぐっしょりと濡れた愛液が指に絡みつく。

「ああ、ちょうだい…おちん」
「欲しい、欲しかったの…我慢してたの…あああ」

―中略―

おあずけを食らっていたご馳走を堪能した俺。
妻も俺のおちんを久々に味わい、満足気に体を痙攣させていた。

「うそ、なの…」
「抱かれたくないなんて嘘なの」
「わたしもずっと我慢してたの」

妻の言葉を理解できない俺。
その俺にニッコリと微笑んだ妻は、ベッドサイドの時計を見て、

「今日はね、あなたと初めて出会った」
「記念日なのよ」

と囁く。

時計の針は12時をさしていた。

3月9日。

さんきゅー。

それは二人がであった感謝の日だった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました