今日、仕事中に偶然自宅近くを通った。
「昼休み前だし、ちょっと寄っていくか」
と思った俺は自宅の駐車場前に車を止めた。
いつもならバイクで通勤しているので家の合鍵は持ち歩かないが、今日に限って車通勤していた俺は偶然合鍵を持ちあわせていた。
「妻をびっくりさせたやろうかな」
そう考えた俺は、玄関のチャイムを鳴らさずにこっそりと合鍵でドアを開けた。
妻に悟られないよう静かに玄関に進入すると、玄関には男物の靴が置かれてあった。
「あれ?お客さんかな?」
そう思いながら、足音を忍ばせリビングの方を覗き込むが誰もいない。
「買い物でも行ってるのか?」
リビングのテーブルの前に座り込む俺。
と、
なにやら声が聞こえてくる。
耳をすませると、その声は聞きなれた妻の喘ぎ声だ。
「!!」
恐る恐る、寝室の方へ足をむけ、ドアの前で立ち止まった俺は愕然とした。
心臓が飛び出るくらいの衝撃だった。
ドアを通して聞こえてくる激しい妻の喘ぎ声とそれに絡む男の声。
「あ、あああ、はああ、ん、いい、、気持ちいい!!ああぁ」
「もっと!もっと!突いてぇ、、ああ!」
「どうだ?いいのか?」
「はあ、あああ、あいい、いいよ、気持ちいい、ああん…ああ」
「旦那のとどっちがいいんだ?ほら!」
「ああん!あ!ああああ!」
「いい、、あなたのがいいよ!ああ、、もっと、もっと、ね、もっと突いて、、」
「ほら、言ってみろよどれくらいいいんだ?」
「大好きな旦那のと比べてみろよ!ほら!ほら!」
「旦那と愛し合ってる布団の上で違う男に抱かれるってのはどうなんだ?」
ドアの向こうからもれてくるその声に頭の中が真っ白になっている俺。
心臓は張り裂けんばかりに鼓動し、
いつの間にか握りしめていた手のひらにはべったりと汗が滲んだ。
ドアを10センチほど開け、そこから見えた風景に俺はただ呆然とするだけだった。
「ああぁ、大きいの、、あなたのペニス、、いいの、気持ちいい!」
「旦那よりあなたのペニスがいいよ!いい、、もっと、お願い、、、あああ」
「あなたのペニスが旦那のより好きよ!突いて!もっと、もっと、ああ」
「あん、あなたのを食べてから、、」
「旦那になんかに抱かれる気がしないのぉ!ああ!あ、、、」
見知らぬ男の上に馬乗りになり、深々とその男の肉棒をくわえ込み、激しく腰をふる妻の姿がそこにあった。
騎乗位で上下に左右に前後に淫らに腰をふり、右手をその男の睾丸へ伸ばし悶える妻。
時折、動かす男の腰の突きに合わせ、俺とのセックスのときには発しないような荒げた声をあげる。
驚いたことに、窓はカーテンが全開され、外からも丸見えの状態だ。
「ほら!外からも見られてるぞ、奥さんのいやらしい姿を」
「ああ、、いや、言わないで」
「あなたのペニスを食べれるなら誰に見られてもいいの!あああ!」
目の前で繰り広げられるこの光景を理解できない俺はその場にたたずんでいた。
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