記念日の夜に美味しい美味しい夜食をデリバリーしてくれた妻。

セックスレスが明けた記念日。

記念日なので久しぶりに外食でもいこうかと予定していた。
しかし俺の帰りの時間が遅くなってしまったので断念することに。

帰りが遅くなるって連絡を入れた後、子どもらのブーイングに負けた妻は、デリバリーの妥協案でその場を解決したようだった。
コロナのこの時期だからという訳ではなく、もともと俺の家はめったに外食しない。

それは外食よりも妻の料理が美味しいこともあるし、俺自体が料理好きなので、暇があれば創作料理をして楽しむことが多いから。

なので、子どもらは外食にすごい憧れを持っているようで、何かイベントがあるたび外食をしたがるのだ。

帰宅した俺に、

「ごめんね、ご馳走も用意しなくて」

と申し訳なさそうに謝ってくる。

「いいよ、俺の帰りが遅かったのが悪かったし」
「それに、子どもらはデリバリーでも喜んでるじゃない」

着替えをしながら答える俺。

「でも、夜のご馳走は用意してあるから」
「ご馳走かどうかはわからないけど…ね」

と意味深な妻の言葉に胸をときめかす俺だった。

風呂から上がると、リビングのソファに座りマンガを読んでいる妻。
時折、クスクスと笑い声まで上げている。

「何読んでるの?」

尋ねる俺に、

「花より男子」
「面白いよ~、あなたも読んでみる?」

と俺にすすめる妻。

「寒いからベッドで横になってるね」
(俺は寒さに弱いのだ)

と、妻に断り2階へと向かう。

「あと、2巻で読み終わるから、夜食もって行くよ」

妻はマンガに視線を向けながら俺に返事をする。

「夜食?」

俺がベッドに横になり、暫くしてウトウトと夢見心地になる頃、

「起きてる?」

妻が寝室に入ってくる。
そして横になっている俺の上に被さり、

「夜食はいかが?」

と俺にいきなりディープな口付けをしてくる妻。

―中略―

ご馳走様でした。
もちろん残さず頂きましたよ。

ことが済んだあと、

「あなた、また痩せたでしょ」

と妻。
そう言われればそうかもしれない。
仕事のストレスもさる事ながら、今回はかなりのストレスを受けたからな。

「うん、ここがかなり痩せたようだ」

と言って、おちんを指差す俺に、

「ううん、そこは変わらないわ」
「わたしにジャストフィットよ」

笑いながら妻が答える。

久しぶりの2連荘に満足して、俺は夢の入り口を開けた。

「グーグー…」

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました